省エネルギー及び創エネルギーのコンサルティング
背景
近年の地球温暖化の急激な進行と最近の福島原子力発電所の事故や原子力発電所停止を受けて省エネルギー及び創エネルギーは喫緊の最重要課題であります。事業活動で消費するエネルギーの無駄取りを通じてエネルギーコストの低減というパフォーマンス成果を狙いつつ、国際的にはCO2の排出量削減に寄与することに繋がる活動です。したがって近年ISO14001でのパフォーマンス改善や及びISO50001によるエネルギーマネジメントシステム規格への対応活動として注目されている課題となっています。
取り組みのメリット
企業が省エネルギー及び創エネルギーに取り組むメリットとして次のものが挙げられます。
- 電気代、燃料代として毎月支払っている経費が数字として減少するとともに利益に直結します。
- 全従業員参加による消灯等の省エネルギーばかりではなく、技術・設備面からのアプローチにより無理なく省エネルギー及び創エネルギーが実現できるようになります。
- 上記の活動を通じて仕事が増えれば増えるほど省エネルギー及び創エネルギーの効果は大きくなり、無駄なエネルギーに対する従業員の意識(モラル)が向上します。
- 省エネルギーなどが進むと社外のステークホルダー(お客様、取引先)の皆様の貴社に対する関心が高まります。その結果、安心して取引先として選んでいただくための信用の向上に繋がります。
創エネルギーとは
創エネルギーとは以下のような活用を通じてのエネルギー創出を指します。
- 太陽エネルギー、風力エネルギー、水力エネルギーなどの自然エネルギーを利用した10KW以下の小型電力発電装置などのエネルギー変換装置
- 廃油、バイオマス(汚泥、厨房残渣など有機物を多量に含んだ廃棄物)などを発酵させてメタンガス(都市ガスの主成分)をつくり、これをボイラーなどの燃料とするエネルギー変換装置
- 工場内などで使われずに排出されている比較的温度が高い蒸気や温水、あるいは液化天然ガス(LNG)など低温の材料を利用している設備の気化熱を利用したエネルギー変換装置など
具体的な手順
現在、国際的なエネルギー需要の拡大をうけて、エネルギーコストは年々高くなっています。積極的に省エネルギー及び創エネルギーを推進することによってエネルギーロスを最小限に抑えて効率的な事業運営を実現し、顧客からの信頼性を高めて競争優位性を獲得することをお奨めします。
- 現状の設備、オフィスなどでのエネルギー使用状況(実態)調査させて頂きます。
- 改善案と予想効果及び投資対効果などを提示させて頂きます。
- 改善案の進め方について御相談させて頂きます。
- 同意を頂いた案件について詳細計画を作成し、実行支援をさせて頂きます。
- 納得が得られたら御社と一緒に計画を推進いたします。
- 一緒に効果を確認し、ご了解を頂きます。
これらを貴社の実状にあわせて実務指導いたします。
省エネルギー及び創エネルギー実施のフローチャート
- 補助金申請工事は、国又は地方自治体のルールに従って実施することになります。
補助金申請作業も弊社で指導します。
コンサルティングフロー
第1段階 (現状調査) |
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第2段階 (計画書の作成) |
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第3段階 (改善の実施) |
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第4段階 (効果の確認) |
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